標準的儀式場



 ヘカス! ヘカス! エステ! ベベロイ!

『黄金の夜明け魔術全書』上巻168p



標準的儀式場

 現実世界でGD流儀式場を構築するとなると、やはり都会のビルの一室を賃貸して内装をいじるというのがソリューションであろう。19世紀末の元祖GDでもセカンド・オーダー専用室を借りていたのである。

 上のCGは6m×6mの床に高さ3mという、日本ではちょっと贅沢な空間に展開したGD流儀式場を描いている。フローリングにグレーの無地の絨毯を敷き、壁面もグレーの梨地仕上げ、羽目板は濃緑。なんの飾りもないぶっきらぼうな内装だが、むろんこの一室のみで片付くものでもなく、更衣室や物置も必要となる。この種の自由空間がいわゆる「スタジオ」であり、今も昔も芸術青年等が好んで住んでいる(家具什器つきの「フラット」が標準であるから、なにもない「スタジオ」はその分だけ安いのである)。

 このレンダリング角度からは見えないが、右手のほうには窓、手前のほうにも扉がある。
参考用四面図

製作データ : P4 3.0C, memory 1GB, Shade 7 Standard, Photoshop Elements


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