貧者の聖書 "d"


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創世記22章6節にいわく、アブラハムがイサクを連れ出すとき、アブラハムは剣と炎を持つが、イサクは自分の生贄儀式用の焚き木を持たされる。焚き木を持ち運ぶイサクはキリストの予型である。キリストは自ら十字架を運んでわれらのために犠牲になるからである。

巻物: イザヤ書53章7節 ほふり場にひかれていく子羊のように
左 イザヤ

右 エレミヤ

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列王記一書17章10節にいわく、エリヤは荒野に食事のための焚き木拾いにいく女に呼びかける。女が答えていわく「わたしは二本の焚き木を拾い、それで息子と自分のために食事をつくろうとしています」。女が集めている焚き木はキリストがはりつけにされた十字架の予型である。

巻物: エレミヤ書11章19節 さあ、木とその実をともに滅ぼそう

自分の焚き木を運ぶイサク 十字架を運ぶキリストト ザレパテの寡婦
焚き木を運ぶ少年は汝の予型なり、おおキリストよ!

巻物: 詩篇 走れ、急ぎて生贄を救え
左 ダビデ
右 エレミヤ
寡婦が示す交差した焚き火は神秘の記号である。

巻物: エレミヤ書11章19節 ほふられに行く、おとなしい子羊のように
キリストは自分にふさわしい重荷として十字架の材木を運ぶ

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